ラジオパーソナリティにチャレンジしてみたいんだけど、私って向いているのかな?
そんなことを考えて悩んでいるあなたに向けて、ラジオパーソナリティに向いているかを確かめる上での、必要な3つの能力についてお伝えしていきます。
これを最後まで読んでいただけると、自分がラジオパーソナリティに向いているかが分かります。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
向いている人1:感情豊かであること
まずラジオパーソナリティに向いている人の必須項目として、”感情が豊かである”ということが求められてきます。
言い換えればEQ力が高い人ということです。
なぜ感情が豊かである必要があるのかについて、ここから深掘りしていきますね。
感情が動く話は人を退屈させない
ラジオは声での発信となります。なのでそれだけにどれだけ声に感情を乗せるかで、伝わり方が月とスッポン以上に変わってきます。
ただひたすら単調に淡々と話す放送は、聴いている方が退屈してしまいます。
何かずーっと同じ展開で変化がなくてつまんない・・
感情豊かに話すことでリスナーやゲストさんへの伝わり方が変わり、人に長く聞いてもらいやすい、感情が動きやすい放送を提供することができます。
感情をこめて話すことで声にメリハリが生まれ、話に緩急が生まれます。
この話のメリハリと緩急があることで、展開が目まぐるしく変化し、リスナーも次の展開が氣になり楽しく聴き続けてくれるようになります。
共感力の高さでファンがつく
感情豊かな人というのは、人の感情を理解し共感する技術にも長けています。
人は自分を理解して欲しい生き物なので、相手の感情に共感を示すことで、そこに信頼が生まれファンへと変化していきます。
人の感情を理解するためには共感するためには、自分が感情豊かであり高いEQ力を持つことは必須項目です。
人は認められたい生き物ですし、共感をされると自分を認めてくれた肯定されたと感じやすくなり、そんな人の話に耳を傾けるようになります。
このパーソナリティ私のことを分かってくれてる♪
こういった理由からラジオパーソナリティに向いている人は、感情が豊かであるということが言えます。
向いている人2:傾聴力がある人
そしてラジオパーソナリティに向いている人の必須項目として、次に挙げられることは”傾聴力がある人”です。
ではなぜラジオパーソナリティには傾聴力が必須なのかについてお伝えしていきます。
傾聴力が話の深さに比例する
ラジオパーソナリティって、話すことが仕事だと思っている人も多いかもしれませんが、実は人の話を聴く仕事でもあります。
ラジオはゲストさんをお呼びして、その人が話したいことや世の中に伝えたいことなどの、話をより拡張させるアシストも仕事です。
そうなってくると当然相手の話を聴く力、”傾聴力”も必須項目になってきます。
では傾聴力を高める技術としていくつか、重要ポイントがありますので、そのテクニックをお伝えしていきますね。
相槌を入れる
相手の話を傾聴するときに相槌を入れることで、相手が『ちゃんと私の話を聴いてくれている』と感じやすくなります。
そして相槌を入れることで話の展開に緩急をつけることもできます。
ゲストさんがずっと同じトーンで話続けると、リスナーとしては『退屈な話』になりやすくなります。
波のない長い話は人は飽きてしまう傾向があります。
その中で話の中で相槌を入れることで、話の流れに多少の緩急やアクセントを入れることができます。
これによってゲストさんにとってもリスナーにとっても、退屈しない話を展開することができるようになります。
例えばこんな感じの会話です。
このようにゲストさんが話している時に相槌を適宜入れることで、会話のトーンに変化がつき、より忙しい展開になり、リスナーさんから飽きられにくい話ができるようになります。
ミラーリング
ミラーリングとは、相手の仕草や言葉や行動を自然に模倣することによって、親近感や信頼感を引き出す心理的なテクニックのことを言います。
相手の言葉をそのままオウム返しのように相槌を打つことで、ミラーリングの効果が得られ、信頼関係が深まったりもします。
あとは言葉のミラーリングだけではなく、ちょっとした動作やしぐさを、さりげなくミラーリングするのも良しです。
AIを活用してchatGPT4oにミラーリングの効果について調査しても、以下のように効果性が得られるとの回答があります。
なので傾聴の際にもこのミラーリングを使って、言葉でも態度やしぐさを活用して傾聴できるようになると、よりラジオパーソナリティに向いている人になれます。
話を要約する
これも傾聴をするときに非常に重要なコミュニケーションスキルになります。
相手がたくさんお話してくださった時に、『つまり〇〇が〇〇で○○ということですよね?』という形で、話の結論を端的にまとめて要約し確認するということが重要です。
これを行うことでゲストさんは、『私の話をちゃんと聞いて理解してくれている』という認識になり、より信頼関係が向上することになります。
ゲストさんの話を傾聴しながら話を要約してまとめられる力がある人は、ラジオパーソナリティに向いている人と言えると思います。
傾聴力でゲストの魅力を引き出す
傾聴力がある人はゲストさんの見えていない魅力を引き出すことができます。
傾聴を深くしていくことで、相手のことを真に理解することができます。
ゲストさんのことを真に理解してこそ、ゲストさんの魅力を引き出す効果的な質問ができます。
パーソナリティに向いている人は、やはり相手の魅力を引き出すのがうまい引き出し上手の人です。
それは最高の傾聴力があってこそできることだということです。
人は話を聴いてくれる人を信頼する
ラジオパーソナリティとして最高の収録をするためには、ゲストさんとの間に最高の信頼関係が必要になります。
信頼していない人に人は本当のことは話しませんし、表面的な会話しか展開できません。
そうなると深みのない無難なつまらない放送になってしまいます。
やはりカミングアウトや深い話をしてもらうためには、それ相応の信頼関係なくして達成はできません。
傾聴力が高い人は相手から信頼されます。
話を熱心に聴いてくれてそれを承認してさらに話を膨らませてくれたら、ゲストさんはもっと話したくなることでしょう。
人は自分の話を熱心に聴いてくれる人に心を開きやすいです。
なのでラジオパーソナリティに向いている人は、人の話を熱心に傾聴する力が求められます。
向いている人3:人と話すのが好き
やはりラジオパーソナリティに向いている人となると、人と話すのが好きというのは間違いなく向いていると言えます。
つまり人が好きということだと思います。
人と話すのが好きにも、実は2種類の話し好きがいるのでこの辺りを明確に区別化しておいてください。
本物の話し好きはキャッチボール上手
人と話すのが好きな人は、会話のキャッチボールが上手だったりします。
この手の話好きの人は相手の話もよく聴けますし、自分の伝えたいことも上手に伝えることができます。
つまり一方的に話し続けることなく双方の会話のキャッチボールが盛んにおこなわれている状態が望ましいです。
さらにお互いが楽しい会話ができるので、この類の人と話すのが好きという話好きの人は、ラジオパーソナリティに向いている人と言えます。
自分のことを話すのが好きなのはNG
ここで勘違いしてはいけないのは、話すのが好きというのは相手との会話のキャッチボールが好きということです。
自分の話したいことだけを話したり、自分の話したいことだけを延々と話すのが好きというのは、逆にパーソナリティに向いている人とは言えません。
むしろ向いていないと言った方がいいかもしれません。
ここでいう人と話すのが好きという概念は、人と上手に会話のキャッチボールをすることが好きということです。
自分の話したいことをひたすら人に話すのが好きというのは、ラジオパーソナリティに向いている話好きとは違います。
ここの区別化をちゃんとして、自分がラジオパーソナリティに向いている話好きであるかどうかを確認してみてください。
まとめ
今回のテーマはラジオパーソナリティに向いている人とはどんな人か?
向いている人に必須な3つの項目について、お伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
結論を言えばラジオパーソナリティに向いている人は、感情豊かで傾聴力があって人と話すことが好きな人ということになります。
あなたがもしラジオパーソナリティにチャレンジしようと思っているのであれば、この辺りをご自身の中で確認されてみるといいように感じます。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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