私もラジオパーソナリティをやってみたい!だけどラジオパーソナリティとしての力に自信がない・・
だからラジオパーソナリティの講座のようなものを探しているというあなた!
この記事はラジオ局のオーナーでありながら、パーソナリティも3年経験している僕が、ラジオパーソナリティになるために重要なことが学べるブログ講座になります。
ラジオパーソナリティになるためのスキルを手早く学びたいというあなたは、良かったら最後まで読んでみてください。
講座1:目的の明確化
ラジオパーソナリティをやっていく上でこれは絶対に外してはいけないのが、この目的の明確化です。
この講座1ではまずはなぜこの目的の明確化が重要なのかについてお伝えしていきたいと思います。
目的とは何か?
目的とは最終の的でありゴールであり、やる理由の部分になります。
あなたは誰のために何のためになぜラジオパーソナリティをやるのか?
〇〇の”ために”という、『ために』という言葉がつくと、それが目的になります。
この目的の部分があなたのラジオパーソナリティとしての一番の軸の部分になります。
軸のない柱のないものは、家や建物と同じで簡単にブレて崩れ去ります。
目的が不明確だとどうなるのか?
もし目的を明確にせずにラジオパーソナリティをやるとどうなるのか?分かりやすい例え話をしますね。
例えばあなたは旅行に行くときに一番最初に目的地を決めませんか?
もし目的地を明確にせず旅行に出たとします。その先にどうなると思いますか?
どこに向かえばいいのか?どの乗り物や手段を選べばいいのか?どうすればいいのかわからず彷徨いますよね?
料理もゴールが決まっていれば、何を買うかの行動も明確になりますよね?
家族の笑顔のためにカレーを作るという、目的とビジョンが明確にあったとします。
そうなれば逆算していき今スーパーで何を買えばいいかも明確になりますよね?
これが何のためかよくわからないけど何か美味しい料理を作ろうという、ぼやけた抽象的なゴールだとどうなるか?
スーパーで何を買えばいいかわからず迷い、目の前に来た良さそうなものに手を出し、無駄なお金と無駄な時間を使うことになります。
ラジオパーソナリティをやる上でも同じで、誰のために何のためなぜラジオパーソナリティをやるの目的が明確であれば、どんな番組をやるのかも明確になります。
目的が不明確なままなんとなくやると、誰にも刺さらない軸のない放送を展開することになってしまいます。
目的の強さがモチベーションの高さ
あなたがラジオパーソナリティを続けていく上で、絶対に欠かせないのがモチベーションです。
このモチベーションは、あなたのラジオパーソナリティという活動に対する思いや目的の強さに比例します。
例えばラジオを通じて世の中に大きな価値を届け、多くの人の人生のお役に立つためという強い目的と使命感を持ってやっているとします。
そうなれば目的とは”やる理由”なので、当然目的達成へのコミットメントが強ければ、活動に対するモチベーションも落ちないわけです。
そしてエネルギーの高い人の発言ほど、人の心に響き多くの人に影響して、リスナーが集まりやすい番組を作ることができるようになります。
エネルギー高く継続してパーソナリティをやっていくためには、目的の明確化とその目的をどれほど達成したいかを確認することが重要になります。
講座2:100%Foryouの精神
2つ目の講座でお伝えしていくことは、100%Foryouの精神です。
これは先にも書いた目的の所にも付随してくる部分になります。
ここでは100%Foryouの精神がなぜ重要なのかについてお伝えしていきます。
人は基本他人のことには興味がない
まずは100%Foryouのマインドを身に着けるために、絶対に覚えておいて欲しいマインドセットがあります。
どのくらい覚えておいて欲しいかというと、これは例え記憶喪失になっても忘れないで欲しいレベルです。
そのマインドセットとは何かというと、『人は基本的に私のことには興味がない』ということです。
あなたは知らない人の放送を聴きたいですか?
恐らく『どうでもいい』と思うのではないでしょうか?
自分の話したいことを聞いてもらえるのは、インフルエンザーですでにファンがいたり認知度の高い人氣の芸能人のような方だけです。
なのでターゲットを絞り、自分が話したいことよりも、相手視点でターゲットリスナーが聴きたいことや知りたいことにフォーカスして番組作りをする必要があります。
100%Foryou視点で、リスナーやゲストのために番組を作らない限り、誰もあなたの放送には興味を持ってはくれないことでしょう。
100%Foryouの放送の価値とは?
ラジオはリスナーありきで成り立つものなので、リスナー視点での何かしらの価値を感じられるものであることが求められます。
そしてもっと深く言うならば、価値を手にした先に感情を手にできるものである必要があります。
ここで言う価値とは何か?
それは相手の問題解決や相手の求めている未来に対して、効果的に役に立つものを価値とここでは定義します。
その観点から見てここでお伝えするのは、ラジオパーソナリティをやる上で目的はあくまで、リスナーさんやゲストさんに対する価値提供という意識を持つことが重要です。
だからと言って価値とは相手の役に立つ、何かノウハウや知識などを提供すればいいかというと、決して価値はそれだけではありません。
楽しい番組や面白い番組も、”喜び”や”笑い”という感情という価値を提供していることになります。
あとはゲストの見えない可能性を引き出す質問中心の展開を放送することで、ゲストさんにもリスナーさんにも、新たな氣づきや発見という価値を提供することもできます。
100%Foryouの価値とは、番組が第三者のために役に立つコンテンツである必要があるということです。
講座3:傾聴力の向上
講座3ではパーソナリティをやっていく上で、絶対必要不可欠な傾聴力についてお伝えしていきます。
この傾聴力がないと、先にも書いた100%Foryouの番組進行ができなくなってしまいます。
なのでここの講座3でしっかりと傾聴力について学んでいただければと思います。
傾聴力とは?
傾聴力とはまさに書いて字の如く、『聴く力』ということになります。
傾聴する上で大切なのは、聴く力であって聞く力ではありません。
『聞く』と『聴く』は似て非なるものです。
聞くは声や会話の言葉をそのまま聞くことを指し、聴くは言葉の奥の思いや真意を聴くことを指します。
つまり傾聴力とは書いて字の如く、相手の話に耳を傾け聴く力のことを指します。
傾聴力がないとどうなるか
ラジオパーソナリティをやる上で傾聴力がないとどうなるか?
傾聴力がないと相手の話を表面的にしか聞けず、ゲストさんやリスナーさんが唸るような深い話ができなくなります。
つまり深みのない表面的なつまらない話になる可能性が高いということです。
傾聴力は質問によって引き出さないと見えてこない、ゲストの本質的な領域の話を引き出すためには欠かせない能力です。
その新たな発見や氣付きをもたらす放送は、聞き手に斬新かつ新鮮な視野を提供することに繋がり、リスナーの好奇心と感情を動かします。
結論を言えば、傾聴力がないとゲストの話の本質を引き出せず、表面的なつまらない話になりやすいということです。
傾聴力=信頼という方程式
人はみな人から理解されたいと思っている生き物です。
つまり人は自分の話を聴いて欲しいし、理解されたいと思っているわけです。
こういった欲求を人には皆備わっているため、その欲求を満たしてくれる人に人は心を開きます。
傾聴という行為は、人間が遺伝子的に持っているマズローの5段階欲求でいう、力の欲求(承認欲求)という遺伝子的欲求を満たす行為になります。
なので傾聴力があるパーソナリティはゲストさんからの信頼を獲得することができ、本来話すつもりがなかったことまでカミングアウトしてくれたりします。
それによって聞き手であるリスナーも、興味をそそられる面白い放送が実現できるというわけです。
傾聴力の高い聴き上手な人には信頼が集まり、より面白い話を引き出すことに繋がります。
講座4:質問力の向上
この講座4では質問力の向上についてお伝えしていきます。
なぜこの質問力がラジオパーソナリティをやる上で重要なのかについて、ここからさらに深掘りしてお伝えしていきます。
質問でしか本質を引き出せない
まず前提事項として、先にも書いた傾聴力が土台にあって初めて、相手の本質に切り込む質問ができます。
なぜならば全力で傾聴することで、相手を深く理解することに繋がるからです。
相手を真に理解せずに相手の奥にある本質を引き出す質問は見つけられません。
そしてその本質を引き出せない会話は、その辺の人と話している雑談と変わらないトークになるわけです。
このブログを読んでいる人は、恐らくラジオパーソナリティを志している人だと思います。
ラジオパーソナリティがゲストと話していて、その辺の人ができるような雑談をしているようでは、プロとは言えないわけです。
素人でもできる雑談であれば、ゲストさんもわざわざゲストで出てる必要もないわけです。
プロのコミュニケーションは素人にはできない、本質に切り込める質問ができる所に価値があります。
質問で相手の焦点を変えることができる
人は質問されると反射的に答えを考える生き物です。
質問をすることで話題の展開を変えたり、相手のフォーカスを変えることができます。
ラジオは限られた放送枠の中で、どれだけの話を引き出せるか、どれだけの価値を引き出せるかが重要です。
限られた時間の中でたくさんの価値を引き出す展開作りは、この質問のコントロールによって、番組の展開をコントロールすることができます。
質問によってフォーカスが変わるのはゲストさんだけでなく、リスナーも質問によって思考のフォーカスが変わり、飽きの来ない展開を作り出すことも可能となります。
質問はリスナーさんにも考える機会を提供できる
あなたはテレビのクイズ番組を見ていて、出演者に問いかけられた問いに、ついテレビの前で見ていて、『〇〇!!』って答えを口にした経験はありませんか?
これと同じ心理で、人は誰かが質問や問いを受けるのを聞いていると、自分もその問いについて考えてしまう傾向があります。
なのでゲストさんへの質問の質が、ゲストさんへの視点変更だけでなくリスナーへの視点の変更も提供することとなり、聞き手が飽きない展開を作ることが可能になります。
面白い番組は目まぐるしく展開が変わる、感情が動く番組なのです。
それを作り出すのが視点が変わる質問なのです。
講座5:話を要約する
講座5では相手の話した内容を要約するというコミュニケーションについてお伝えしていきます。
ここは伝わる発信をする上でも非常に重要な所なので、よく頭に入れておいてください。
要約することで信頼を得ることができる
相手の話を聴く傾聴をする際に、相手の話をリスナーにもわかりやすく伝わるようにする必要があります。
その際に話を要約して確認するコミュニケーションができると、レベルの高い会話ができるようになります。
ゲストさんの話をある程度聴いたら、『つまり〇〇で〇〇が〇〇だから○○ということですかね?』と相手の話の要点をまとめて伝えて確認をします。
すその要約がちゃんと話の的を得ていれば、ゲストさんからは『そうです!そういうことです!』とテンションが上がります。
なぜテンションが上がるのかというと、この人はちゃんと私の話を聴いてくれていて、正しく理解してくれていると感じるからです。
人は人に理解されたい生き物です。
自分の話をちゃんと聴いてくれて、理解をしてくれる人に人は信頼を寄せ心を開きます。
ゲストさんの話を要約することは、相手との距離をグッと縮めることができ、短時間でも信頼構築をすることができます。
要約することで話が分かりやすくなる
話を要約することは、話の要点をまとめるということです。
つまり要約は話を分かりやすくすることに繋がり、リスナーに対して聴いてて話が理解しやすい状況を作ることができます。
そうなればリスナーにも、その話の真意や価値を正確に伝えることができます。
これによりゲストさんの効果的な情報発信のお役に立てることになり、質の高いラジオ放送ができるようになります。
要約上手=例え上手=話し上手
要約するという技術は、相手の話を要点をまとめて分かりやすくします。
その分かりやすさをさらにレベルアップさせるのが、例え話を用いるというコミュニケーション技術です。
誰もがイメージできる状況に当てはめて、相手の話の要点を組み込んでいくと、よりリスナーの感情を動かすことができるようになります。
人の感情はイメージの先に出るものと言われています。
逆を言えばイメージのできない話は相手の感情を動かせない、つまらない話になりやすいということが言えます。
なのでゲストさんの話を要約してさらに、『わかりやすく例えると・・』という感じで例え話を出すことで、ゲストさんもリスナーの方も感情が動くことになります。
そうなれば上手に伝えてくれたパーソナリティに対して、ゲストさんからの信頼も増しますし、リスナーからも『わかりやすい』と好評を頂ける可能性が高まります。
要約上手は例え上手であり、例え上手は話し上手ということになります、
まとめ
ホンマルラジオかがやき放送局がお伝えしてきた、ラジオパーソナリティ講座はいかがでしたでしょうか?
5つの重要なことについて講座形式でお伝えしてきましたが、実はまだ他にもたくさんの重要事項があります。
とてもここでは全てを書ききれないので、さらに勉強したいと感じたあなたは、以下のフォームよりさらにどんなことを勉強したいか?を入力して送ってください。
確認次第ご返答させていただきます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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